メニュー
巷説百物語 (角川文庫)

巷説百物語 (角川文庫)

京極 夏彦

5
24人が登録
2件のレビュー

この本について

怪異譚を蒐集するため諸国を巡る戯作者志望の青年・山岡百介は、雨宿りに寄った越後の山小屋で不思議な者たちと出会う。御行姿の男、垢抜けた女、初老の商人、そして、なにやら顔色の悪い僧―。長雨の一夜を、江戸で流行りの百物語で明かすことになったのだが...。闇に葬られる事件の決着を金で請け負う御行一味。その裏世界に、百介は足を踏み入れてゆく。小豆洗い、舞首、柳女―彼らが操るあやかしの姿は、人間の深き業への裁きか、弔いか―。世の理と、人の情がやるせない、物語の奇術師が放つ、妖怪時代小説、シリーズ第一弾。

みんなの評価

5
5
2件
4
0件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

てまり
てまり
2010年5月読了
大好きな本になりました。
miyan
miyan
2012年3月読了
怪しい雰囲気の漂う時代小説。
「仕掛け」と言う要素が絡むので
ワクワクさせられるであります。

どの作品も凝っていて面白かったですが、
本当に意外な展開が待ち受けている「塩の長司」は
驚かされました。

究極の病んでる系は最後に出てくる
2つの作品でしょう。
気分が悪くなることうけあいです。

読書ステータス

読書中 2人
読了 19人
読みたい 3人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します