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銃口 上 (角川文庫)

銃口 上 (角川文庫)

三浦 綾子

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1件のレビュー

この本について

「どうしたらよいか迷った時は、自分の損になる方を選ぶといい」小学校の担任坂部の信念と優しさに強い影響を受けた北森竜太は、タコ部屋の朝鮮人労働者を匿う温かい家庭で成長し、昭和12年に教師になった。炭鉱町の小学校で「綴り方」の授業を推進するなど教育の理想を目指す竜太のもとに、言論統制の暗い影が忍びよる――。戦争に突入する昭和10年代の事件と世相を背景に、青年教師の愛と苦悩を描いた感動大作。

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2009年9月読了
上下巻読了。

んもー、なんとも一気に読んでしまいました。しかも、この本もって北海道旅行に行ったらば、北海道立文学館で三浦綾子展をやっていたと言うこの偶然。当然行ってきました。そして、まだまだ読んでいない作品あるんだなーと。

で、本編。戦争の足あとが聞こえてきていた時代に先生を志した少年の人生を描いた一冊。もー、これでもかーこれでもかーと苦難が待ち構えているのです。ハラハラドキドキ。もー、その辺で勘弁して上げてくださいーって思うこと多々。

下巻での息をつかせぬ展開にも脱帽なのです。読んで良かったーと思えた本でした。

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