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江戸の暗黒街 (角川文庫)

江戸の暗黒街 (角川文庫)

池波 正太郎

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1件のレビュー

この本について

ひくく声をかけて、いきなり女に飛びかかった小平次は、恐ろしい力で首をしめあげ、すばやく短刀で心の臓を一突きに刺し通した。その時、恐怖に引きつった青白い顔でじっとみつめる少女と顔を合わせてしまった。「見られた...。生かしてはおけない」男は江戸の暗黒街でならす名うての殺し屋で、今度の仕事は茶問屋の旦那の妾殺しだったのだ...。色と欲につかれた江戸の闇に生きる男女の哀しい運命のあやを描いた傑作集。

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レビュー

miyan
miyan
2016年1月読了
大人の作品だよね。
江戸のひなたには出られないものたちを
取り扱った作品です。

基本的に色香が多目となっています。
男と女がくっつけば、それがどうなるかはわかるでしょう。
しかもその男がお金持ちであったのならばなおさらで。

裏世界は怖いものです。
「縄張り」がその最たる例。
頂点に立つものは裏に裏を書いて
その頂をかっさらっていくのですから。

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