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ヴィヨンの妻 (角川文庫)

ヴィヨンの妻 (角川文庫)

太宰 治

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1件のレビュー

この本について

傷つきやすい心をごまかすように、金も無いのに飲んだくれる詩人の動静を、妻が奇妙な明るさで語る「ヴィヨンの妻」、戦後第1作として書かれた、風変わりな結核療養所で闘病生活を送る少年を描く「パンドラの匣」、13回分の連載で中絶した未完の絶筆「グッド・バイ」、戦後の虚無的な精神状態を“音”で表現した「トカトントン」、飲み屋で出会った少女の哀しさを描く「眉山」の5篇を収録。最晩年の傑作集。

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レビュー

ウルトラあきら
ウルトラあきら
2012年3月読了
解説にも書いてたけど、どの作品でも出てくる男性は死というものに関わっていて、いかにも太宰らしいなと思いました。
でもその中でも様々な死の向き合い方があるなと思いました。

また、個人的にはグッドバイが未完なのが気になります。

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