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鬼の跫音 (角川文庫)

鬼の跫音 (角川文庫)

道尾 秀介

3.5
17人が登録
2件のレビュー

この本について

刑務所で作られた椅子に奇妙な文章が彫られていた。家族を惨殺した猟奇殺人犯が残した不可解な単語は哀しい事件の真相を示しており……。(「ケモノ」)同級生のひどい攻撃に怯えて毎日を送る僕は、ある女の人と出会う。彼女が持つ、何でも中に入れられる不思議なキャンバス。僕はその中に恐怖心を取って欲しいと頼むが……。(「悪意の顔」)心の「鬼」に捕らわれた男女が迎える予想外の終局とは。驚愕必至の衝撃作!

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レビュー

pooh
pooh
2012年9月読了
ある出来事を契機にして主人公のこころが人間の本能、欲望にとらわれていく。
いわば、次第に人間が鬼となっていく様が描かれており、誰もが持ちうる情動であるがゆえある種の恐怖を覚える。

読書ステータス

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