レビュー
H. Tarkun
2011年5月読了
戦争(第1次大戦)による荒廃と財政悪化を、果たして「租税国家」は生き延びられるのか?
筆者の主張は、財産に対する課税(財貨に対してではなく、貨幣と請求権を国家に引き渡すこと)と企業家の利益追求による復興。
最後の最後には資本主義はいずれ死を迎えるというシュムペーターらしい考察で締め。ただし、戦争がその死を後へ伸ばしただけであると。
筆者の主張は、財産に対する課税(財貨に対してではなく、貨幣と請求権を国家に引き渡すこと)と企業家の利益追求による復興。
最後の最後には資本主義はいずれ死を迎えるというシュムペーターらしい考察で締め。ただし、戦争がその死を後へ伸ばしただけであると。
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