みんなの評価
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レビュー
zooko012
2013年5月読了
「七帝柔道記」があまりに面白かったので(今のところ本年度ベスト)、同じ作者でめちゃくちゃ評判のよい本書を購入。確かに、アマゾンのレビューどおり、傑作である。著者は、丹念に取材を重ね、無敵の柔道家でありながら、力動山に負けてしまった、木村の弱さ・だらしなさを、冷静に、公平に、評価しようとする。しかしながら、木村に対する著者の熱烈な愛情、敬慕の念が、文中からマグマのように噴出する。何度も涙腺が弛んでしまった。
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