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大仏次郎自選集〈第10巻〉―現代小説 (1973年)

大仏 次郎

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レビュー

miyan
miyan
2012年6月読了
どちらの作品にも共通するものは
「恵まれた環境」でしょうか。
無論お金の面で。

「冬の紳士」はあるお店に来る
冬の紳士と呼ばれる男のお話。
実は彼がそういう生活を送るのは
わけがあるわけでして…
恵まれた環境、それは決して
幸せとは限らない、ということ。

「道化師」も同様の作品。
終結を迎えようとしている夫婦のお話。
メインは男のゆがんだ感性でしょう。
これは男の人なら共感するのじゃないですかね。

優雅な世界を書くのが
非常にうまい人です。

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