この本について
そう―。この世界は美しく、そして輝いている。ボクの心を落ち着かせ、なごませてくれる。辛いことを忘れさせてくれる。それが、ボクの心がおかしくて、狂っていて、壊れていることの証明だとしても...。それでもボクは、そう思えることを幸せに思う。思える今を大切に思う。さあ―。ボクはこれからもこれを見続けよう。ボク以外の世界中の人が、これを美しくないと吐き捨てても。そう思うことが、これ以上ないほどの間違いだとしても。ボクが、これを美しいと思うかぎり。人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。短編連作の形で綴られる、大人気新感覚ノベル第5弾。
みんなの評価
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1
レビュー
きりゅ
2013年8月読了
「夕日の中で」bとaを逆に読んで更に楽しい「あの時のこと」年をとることは良いことなのか何なのか「人を殺すことができる国」自由というのは責任が伴うということ「店の話」いつか爆発しそう「英雄達の国」彼らの中では戦争が今も続いている「のどかな国」自分が同じ目に会うとは思わないのか「予言の国」物は言いよう「用心棒」ネットの解説を読んでなるほどと「塩の平原の話」囲わないと「病気の国」彼らのお陰で彼女は生きられる「おとがそ」公開されていないお話が気になるー
読書ステータス
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