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キノの旅〈5〉the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅〈5〉the Beautiful World (電撃文庫)

時雨沢 恵一

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26人が登録
2件のレビュー

この本について

そう―。この世界は美しく、そして輝いている。ボクの心を落ち着かせ、なごませてくれる。辛いことを忘れさせてくれる。それが、ボクの心がおかしくて、狂っていて、壊れていることの証明だとしても...。それでもボクは、そう思えることを幸せに思う。思える今を大切に思う。さあ―。ボクはこれからもこれを見続けよう。ボク以外の世界中の人が、これを美しくないと吐き捨てても。そう思うことが、これ以上ないほどの間違いだとしても。ボクが、これを美しいと思うかぎり。人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。短編連作の形で綴られる、大人気新感覚ノベル第5弾。

みんなの評価

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レビュー

miyan
miyan
2010年6月読了
珍しい、同じ国が出てくる作品。
ただ形式は後日談という感じだけれども。

この作品にも遠まわしな批判はあります。
ドッキリするのはやはり「病気の国」ですね。
そう、これは文をよく見ると
究極の禁じられたことが実現している国だから…
でもこれはいつか禁が解かれそうです。

今回はあまり遠まわしな批判は少ないかも。
きりゅ
きりゅ 2013年8月読了
「夕日の中で」bとaを逆に読んで更に楽しい「あの時のこと」年をとることは良いことなのか何なのか「人を殺すことができる国」自由というのは責任が伴うということ「店の話」いつか爆発しそう「英雄達の国」彼らの中では戦争が今も続いている「のどかな国」自分が同じ目に会うとは思わないのか「予言の国」物は言いよう「用心棒」ネットの解説を読んでなるほどと「塩の平原の話」囲わないと「病気の国」彼らのお陰で彼女は生きられる「おとがそ」公開されていないお話が気になるー

読書ステータス

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