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キノの旅〈3〉the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅〈3〉the Beautiful World (電撃文庫)

時雨沢 恵一

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26人が登録
2件のレビュー

この本について

真っ白だった。上も、下も、右も、左も、ただ白かった。「見事に何も見えないな」「見事に何も見えないね」「でも、すぐにまた、見えるようになる」「見えるようになるだろうね」「ねぇ。見えるようになって、目の前にきれいさっぱり何もなかったらどうする?ちょっと嬉しくない?」「ああ。でも、そんなことはありえないことを、ボクは知ってるからね」「晴れたら、どうするつもり?」「そうだな...、ここにいても仕方がないし、ボクにできることもない。出発するだろうな。それだけだ」人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。短編連作の形で綴られる、大人気新感覚ノベル第3弾。

みんなの評価

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レビュー

miyan
miyan
2010年6月読了
国でない話もあるけどやはり面白くできています。
国と変わらないね。

「城壁のない国」はよくよく見ると
途中に出てくるものは俗に言う「ドラッグ」ですね。
そしてあの最後だとつじつまが合います。

傑作は「同じ顔の国」
これ日本の現状を遠まわしに批判しているような。
そう、虐待のところなんか…
きりゅ
きりゅ 2013年8月読了
城壁のない国、もっとうまい方法はなかったのかな・・・。終わってしまった話には、ちょっと騙されて面白かった。

読書ステータス

読了 26人

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