みんなの評価
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2
1
レビュー

パラパラと流し読み。
『家族という病』を立ち読みした時も思ったけれど、最近この手の本は客観的に病理を説きつつも巧みに「私」の体験談や心情を盛り込んで来る印象。
そのせいでエッセイの域を出ないというか、同じ悩みを持つ人間の「慰め」になっても、その悩みを理解出来ない人間を「説得」するには至らない。
けれど個人的に、親が大事と嘯く世代が「死ぬ気で働かない時点で甘え」と言って取り合わない「親の経済的制裁」に触れていたのが好印象。
女一人では死ぬ気で働いても稼げる賃金はたかが知れてるし、身体を壊したり寡婦になって、その時点で親兄弟がいれば、
そこで一気に貧乏になって出戻るしかない仕組みであると、働き盛りの男性や心身丈夫な女性には中々伝わらない。
『家族という病』を立ち読みした時も思ったけれど、最近この手の本は客観的に病理を説きつつも巧みに「私」の体験談や心情を盛り込んで来る印象。
そのせいでエッセイの域を出ないというか、同じ悩みを持つ人間の「慰め」になっても、その悩みを理解出来ない人間を「説得」するには至らない。
けれど個人的に、親が大事と嘯く世代が「死ぬ気で働かない時点で甘え」と言って取り合わない「親の経済的制裁」に触れていたのが好印象。
女一人では死ぬ気で働いても稼げる賃金はたかが知れてるし、身体を壊したり寡婦になって、その時点で親兄弟がいれば、
そこで一気に貧乏になって出戻るしかない仕組みであると、働き盛りの男性や心身丈夫な女性には中々伝わらない。
この本を読んでいる人(1人)
読書ステータス
読了
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