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言葉の贈り物

言葉の贈り物

若松 英輔

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この本について

困難を抱えるすべてのひとへ捧げる、24の“言葉の守り札”。 仕事、人生、痛み、喪失、読むことと書くこと、亡き者たちと共に生きること。 日々の営みをめぐって批評家・随想家が紡ぐ、最新書き下ろしエッセイ集! 「どんなに相手を大切に思っても私たちは、いつか別れを経験しなくてはならない。 誰かを愛することは別れを育むことでもある」 読めなくなってもなお本を買い続けた父、自分を厳しく叱った元上司、 思いを言葉にすること、書けない時間を愛しむこと。 本当にだいじなことをそっと語り出す24の「言葉の贈り物」。 ある時期まで、人生は問うだけの厳しい教師のように思われた。 しかし、今は少し違う。分からない、と正直に思いさえすれば、人生は微かな光を照らし出してくれるようにも感じられる。 そして光は、無音の声でこう語りかけるのである。 あまり速く歩いてはならない。大事なものを見過ごすことになる。 お前が失敗と呼ぶ出来事のなかに人生からの呼びかけが含まれているのを、見過ごすことになる。 (本文より)

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