レビュー

acaris
2011年9月読了
「ダンゴムシ」メインではなく、「心」メイン本。生物は様々な欲求を達成するために、その他の本能的欲求を「抑制」して行動している、という考え方は、自分にとって新しかった。そして予期せぬ状況に陥った時とる行動が、本能からではなく「心のゆらぎ」によるものもあるのだということも。
ただしこういう生物の観察をする時は決して「擬人化」して見てはいけないなど、あくまで冷静な観察眼を持ち実験に臨んだこと、また実験前も実験中も決して「被験者」を刺激することなく自発的な結果を待つなど、実験者の心構えも明かし、薄い本ながら内容の濃い、苦労のあとがわかる本。
ただしこういう生物の観察をする時は決して「擬人化」して見てはいけないなど、あくまで冷静な観察眼を持ち実験に臨んだこと、また実験前も実験中も決して「被験者」を刺激することなく自発的な結果を待つなど、実験者の心構えも明かし、薄い本ながら内容の濃い、苦労のあとがわかる本。
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