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存在の耐えられない軽さ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-3)

存在の耐えられない軽さ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-3)

ミラン・クンデラ

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この本について

「プラハの春」の後を襲った大弾圧の時代を背景に4人の男女が織りなす、愛と受難と絶望と哄笑に満ちた究極の恋愛小説。クンデラ自身が真正テクストと認めたフランス語版からの新訳決定版。

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レビュー

なみえい
なみえい
2012年11月読了
P8/荷物が重ければ重いほど、それだけ私たちの人生は大地に近くなり、ますます現実に、そして真実になるのである。

P65/学業を修めた者と独学者とを区別するのは知識の量ではなく、活力と自信の度合いの違いなのだ。

P106/裏切るとはいったい、どういうことだろうか?裏切るとは列の外に出ることだ。裏切るとは列の外に出て、未知の中に出発することだ。サビナは道の中に出発するほど美しいことを知らない。

P130/ただ暴力によってしか達成できないことだってあるの。肉体的な愛は、暴力なしでは考えられないものなのよ。









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