この本について
探偵小説『宿命城殺人事件』の列帖装本と、善知鳥良一の手記とおぼしき折本には、50年の時空を隔てた世界をつなぐ昭和13年の不可解な出来事が綴られていた...。“この世には探偵小説でしか語れない真実というものがあるのも、また真実であるんだぜ”―人間消失、列車消失、三重密室、ダイイング・メッセージ、暗号、見立て殺人、仮面の男...本格探偵小説のあらゆるガジェットを投入した第2回本格ミステリ大賞受賞作。第55回日本推理作家協会賞受賞。
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読了
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