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高台にある家 (中公文庫)

高台にある家 (中公文庫)

水村 節子

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レビュー

ウルトラあきら
ウルトラあきら
2013年5月読了
自分の知らない時代の生活風景や風習格差などが鮮明に見える本です。
今では考えられない庶子という立場。
幼い著者が疑う心境は複雑だと思います。複雑な家族構成の中で哀れに思い、母に対して恥じる著者でもどこかで強い絆があり、夏の闇で終戦後に母と一緒に生きてこうと決意する最後は悲しい印象を受けました。そのあとの著者の生活が書いてないことは少し残念です。

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