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鎖国の思想―ケンペルの世界史的使命 (中公新書 358)

鎖国の思想―ケンペルの世界史的使命 (中公新書 358)

小堀 桂一郎

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レビュー

miyan
miyan
2016年2月読了
鎖国というものを見据えたドイツ人の文書から
鎖国を違った視点で見た作品です。

著者は確かにデメリットもあったけれども
メリットもあった、という視点で鎖国を捉えています。
と、いうかなぜポルトガル船が追い払われたかというと
まあまあ恐ろしい理由が隠されているんですよ。

たぶんこれは教科書ではやっていないこと。
こんなことが出てしまうのではキリスト教は
邪教と捉えられても仕方ないことでしょう。
つまり…侵略しようとしていたわけ。

確かにある人の本に対して苦言を呈しています。
鎖国を敗戦に結びつけるのは確かに厳しいわね。

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