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狂気という隣人―精神科医の現場報告 (新潮文庫)

狂気という隣人―精神科医の現場報告 (新潮文庫)

岩波 明

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2010年5月読了
なんで買ったのか良く覚えてませんが。

サブタイトルに「精神科医の現場報告」とあるように、精神科医の現場が事細かに描かれているのはもちろんなのですが、それだけの内容ではないです。

そもそもの「精神科」と言う分野がどのように成り立ってきたのか、ドグラマグラを精神科医的観点から見ると…、などの興味深い内容も含まれていて、結構引き込まれてしまいました。

個人的には「心神喪失」で不起訴と言う流れ、再発していることを考えると納得は行かないんですけどね。これも単一面だけで議論はできないのでしょうけど。この本の中で紹介されている事例を読むとやっぱり釈然としないのです。

読書ステータス

読了 7人

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