みんなの評価
3.4
5
4
3
2
1
レビュー
気味悪い話だったな。。
自分が本当にしたくて、そうしてるのかわからない、とか、今はこんなキャラクターの人を演じておこう、とか、そういう感覚は共感出来る！
自分が本当にしたくて、そうしてるのかわからない、とか、今はこんなキャラクターの人を演じておこう、とか、そういう感覚は共感出来る！
主人公は美紀のことを愛していたあまりに彼女の死を受け入れられず、指を持ち歩いていた。虚言癖もあり、美紀が死んでもなお生きているかのように美紀の生活について述べることができた。感情の起伏も激しいが、それ自体が演技であり、感情がどこにあるかも本人にはわかってないようだった。
主人公が失った心の穴を塞ぐためには指を持ち歩くしかなく、またそれは指を持ち歩きたくなく、本当は美紀自身を求めていて、最後に殺人を犯すことで美紀の指と、美紀自身と求め合うことができた。
主人公が失った心の穴を塞ぐためには指を持ち歩くしかなく、またそれは指を持ち歩きたくなく、本当は美紀自身を求めていて、最後に殺人を犯すことで美紀の指と、美紀自身と求め合うことができた。
この本を読んでいる人（12人）
読書ステータス
読了
11人
