みんなの評価
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1
レビュー
結婚式直前に婚約破棄された明日羽。失意のどん底にいる彼女に、叔母のロッカさんが提案したのは「ドリフターズ・リスト」の作成だった。自分の心を見つめなおすことで、少しずつ立ち直って成長していく。失恋の痛手が淡泊で共感できないというのと、回りくどい言い方が多くて飛ばしながら読んでしまったが前向きになることができる表現がいくつかあった。からまって、こんがらがって、がんじがらめになっていた私を縛る糸がゆるゆるとほどけていく。糸の端っこを握りしめていたのは私の手だ。私自身が私を縛っていた。がんばっている人のことは素直に感嘆していよう。自分ががんばらなくても開き直らず、卑下もせず、いちばん後ろからゆうゆうと歩いていこう。
読書ステータス
読了
8人