この本について
日本を取り巻く困難はより深いものになっており、私たちは先の見えない日常を送っている。だが、このようなときにこそ、人間の脳が持つ「挑戦」の素晴らしい能力が生きてくる。脳はオープンエンドなシステムであり、試験に直面したときにこそ新たな力を発揮するのだ。私たちの日常の中に「挑戦」は遍在している。人間は誰もが、経験したことのない新たな世界と出合い、自分の存在を確立しようと奮闘して生きている。困難さを力に変えて生きるために、私たちはどうすればよいのか?さまざまな事象をもとに論じる、著者渾身の書。
みんなの評価
3.5
5
4
3
2
1
レビュー

良書。
人間にとって挑戦することがどれほど大切なことか、それはどんな本にも書いてあるし、おそらくほとんどの人は言われなくてもわかっている!と、思うはず。
けど、いざどうやって挑戦すればいいのかを教えてくれる本ってあまりない。まして脳科学の知見から挑戦について書かれている本なんて、そうそう見つかるものではない。
さて、この本では人間が挑戦するためにはどうすればいいのか、科学的に見て、人間が挑戦しやすい環境はどういったものなのかなど、科学的見地から人が挑戦することを応援する内容が書かれている。ただ、これは専門書ではない。だから、難しい言葉は少ししか出てこないし、内容もほとんどが具体例を、もとに書かれているから、ほとんどの部分は読みやすい。ただ、ちょっと難しいところもあったから、そこは残念。
脳科学という理系の言葉にびびる必要は全くない。科学的な話も、あくまで挑戦する人を応援するための一つの表現方法の一つに過ぎない。科学のための科学ではなく、あくまで人のための科学。だから、この本にはすごく人情味があるし、どこか暖かい。それがすごくいいね。
挑戦するという言葉にピンときた人は手をとって欲しい。挑戦できない人もできてる人も、きっとヒントが見つかる。毎日が挑戦に溢れる素晴らしい日々ももしかしたら近付いてくるかもしれない。
僕自身はアンチからオルタナティブという章がすごくよかった。気付かないと本当に気付かないところだから、ね。なぜ多くの倒幕派の武士ができなかったことを坂本龍馬はできたのか、ということかな。
人間にとって挑戦することがどれほど大切なことか、それはどんな本にも書いてあるし、おそらくほとんどの人は言われなくてもわかっている!と、思うはず。
けど、いざどうやって挑戦すればいいのかを教えてくれる本ってあまりない。まして脳科学の知見から挑戦について書かれている本なんて、そうそう見つかるものではない。
さて、この本では人間が挑戦するためにはどうすればいいのか、科学的に見て、人間が挑戦しやすい環境はどういったものなのかなど、科学的見地から人が挑戦することを応援する内容が書かれている。ただ、これは専門書ではない。だから、難しい言葉は少ししか出てこないし、内容もほとんどが具体例を、もとに書かれているから、ほとんどの部分は読みやすい。ただ、ちょっと難しいところもあったから、そこは残念。
脳科学という理系の言葉にびびる必要は全くない。科学的な話も、あくまで挑戦する人を応援するための一つの表現方法の一つに過ぎない。科学のための科学ではなく、あくまで人のための科学。だから、この本にはすごく人情味があるし、どこか暖かい。それがすごくいいね。
挑戦するという言葉にピンときた人は手をとって欲しい。挑戦できない人もできてる人も、きっとヒントが見つかる。毎日が挑戦に溢れる素晴らしい日々ももしかしたら近付いてくるかもしれない。
僕自身はアンチからオルタナティブという章がすごくよかった。気付かないと本当に気付かないところだから、ね。なぜ多くの倒幕派の武士ができなかったことを坂本龍馬はできたのか、ということかな。
読書ステータス
読書中
1人
読了
2人