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アンの娘リラ (完訳クラシック 赤毛のアン 8)

アンの娘リラ (完訳クラシック 赤毛のアン 8)

L.M. モンゴメリー

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レビュー

schazzie
schazzie
2015年2月読了
いつも明るく元気な赤毛のアンにも戦争の暗い影が…。その間の出来事を娘のリラが語る。第一次大戦が始まり、アンの息子達も出征。戦争は戦う本人だけでなく、残された家族や恋人達にも苦しく辛い日々を余儀なくさせる。どんな大義名分があろうとも戦争は罪だ。武力では誰も幸せにならない。アンも大切なものを失い、読む方も胸が痛くなる。そんな中、長男ジェムの帰りを駅で待ち続ける愛犬マンデーの姿に涙を禁じ得ない。だが忠犬ハチ公はじめ、どんな犬もそうなのだ。戦争の悲惨さと共に犬の素晴らしさに胸を打たれる。

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