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霧ホテル

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赤江 瀑

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1件のレビュー

この本について

つれて帰ってくださんせ。お江戸へ―。地の果て、海峡の町の幻霧からしのび出た遊女の口説き。法悦と戦慄が織りなす幻想譚12。

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レビュー

miyan
miyan
2012年3月読了
繰り広げられるのは不思議な世界。
現実と空想の狭間にいるような心地。
そして、言葉がとにかく巧み、と言うか美しいです。
こう言う文章を欠けるのはこの著者ぐらいでしょう。
人によっては病みつきになる世界観です。

どの世界観も好きですが
「夢違え詣」や表題作がお気に入りです。
ありそうでない世界…
うっとりと。

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