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天使論序説 (講談社学術文庫)

天使論序説 (講談社学術文庫)

稲垣 良典

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レビュー

miyan
miyan
2017年2月読了
天使学!?なんですと!!
それは学問なんかになるのでしょうか…
きっと冒頭の記述のように思ってしまうことうけあいでしょう。

天使という存在は実は哲学なのかもしれません。
存在そのものが見えませんし、
彼らの考えというかスタイルが
まず人間とはまったくの真逆なのです。
つまり、知っている素地があるということ。

だけれども、完全なる存在ではなく
時に誤謬を犯し、
堕する天使というものもいるということ。
それは一種の傲慢とも取れるものであるということ。

こう書くとなんのこっちゃと思うことでしょう。
ですがご安心を。
一応最後にはなぜ天使学を
しる必要があるのか、
そのちょっとした答えがあるわけです。

これ、よく考えると
すごいこといっていますよ。
誰もが落ちがちな欲求は
自分のためになりやしないわけですからね。

哲学嫌いな人は回れ右!!

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