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三色ボールペン情報活用術 (角川oneテーマ21 (B-43))

三色ボールペン情報活用術 (角川oneテーマ21 (B-43))

斎藤 孝

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2008年1月読了
最近になって三色ボールペン使い始めました。とは言え、使っているのは四色ボールペンですが。三色がなかったもので。

でも、こちらの本読んでみたら、この手法のための三色ボールペン(赤青緑)がパイロット社から発売されているみたいですね。チェックしてみようっと。

ちなみにこの手法、読んでいる途中で「めっちゃ大事」ってところは「赤」、「まあまあ大事」ってところは「青」、「個人的にはツボ」ってところには「緑」の線を引く、それだけです。でも、シンプルだからこそ奥が深い、そう思うのです。

著者の方は情報の「整理」に終始することの危険性を警告し、情報の「活用」に結びつけるべきだと述べています。確かにその通り。整理しているだけじゃ情報は何の価値も生み出さないわけで。

その他にも個人的に気になるところ多々。この本で言えば「緑」。でも、赤とか青でしょうね。
・三色で区分け、強調することで、「外側」にある情報を「内側」のものとする。
・三色ボールペンはそろばんと同じで脳を鍛える道具である。そろばんの達人はそろばんが手元に無くても、はじく動作で計算を可能としてしまっていると。はー。
・本に三色の記入があることで、あたかもネガポジのように、これまで見えなかったものが見えてくるとか。やってみて、これは確かにそうかもって思いました。
・仕事の本質とは「アイディアを生み出すこと」と言う意見。その通りだと思います。自分の仕事を省みてみても、アイディア出せなければ存在意義ないだろうってくらい。

こういったことって、Lifehacks的だと思うんですけど、無駄に日々を過ごすよりかは、能率上げてってもっともっと仕事を呼び込みたいからこそ実践して行くのです。ええ。

あと、この「緑」の考え方や、そもそもの三色ボールペンの考え方(黒一色の文章を際立たせる)、そして、巻末の方で述べられていた「三題噺(引用したい文章を何種類か持ってきて、それを繋いでいく地の文章を作る)」みたいな考え方、何かのアイディアに繋がりそうだなーと何となく。あ、「緑」だ。。

読書ステータス

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