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アフォーダンス-新しい認知の理論 (岩波科学ライブラリー (12))

アフォーダンス-新しい認知の理論 (岩波科学ライブラリー (12))

佐々木 正人

この本の所有者

4人が登録
5,741回参照
2009年2月3日に更新

書籍情報

ページ数:
117ページ
参照数:
5,741回
登録日:
2008/12/17
更新日:
2009/02/03
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
うむー、これもなかなか難し。以下はメモ書き。

・ゲシュタルトとは「感覚要素の総和以上のもの、総和とはことなったもの」。例としては、音のつながりがメロディーとして感じられることとか。
・光の移動のゲシュタルトと要素の知覚である点滅は相互に排除し合う。
・「刺激の配列(stimulus array)」とは、環境の中で動き回る知覚者が得る「刺激の変化」を表現しようとしてギブソンが考え出した定義
・面が「知覚の刺激」となるためには、そこに何らかの「異質性」を持つ必要があり、そのためには光が不可欠
・変形から明らかになる不変なものが「不変項(インバリアント)」。例えば、テーブルの板は位置を変えればさまざまな台形に見えるが、その台形の四つの角と辺には一定の比率が保持される。
・アフォーダンスは事物の物理的性質ではなく、「動物にとっての環境の性質」である。
・対象に能動的に触れるのは「アクティブタッチ」、環境に情報を探索するために、触れる、振る、つつくなどする手の動きは「ダイナミックタッチ」
・「プラウニメータ(面積計)」は幾何の公式など用いず、推論もせず、計算もしないで、図形の面積を表示することができる。積分を体現化している。
・熟練した射撃主は手首のぐらつきを肩で補正している。身体の部位間い関係を付けている。協応構造をつくることで、自由度を減少させている。
・MITで研究されているアーティフィシャル・クリーチャーは、事前にプログラミングされるのではなく、実際に環境に出会うことで決定が為されていく。
・地図がなくとも「転回点」の中にナビゲーションたりえる情報がある。

読書履歴

2009/02/03 117ページ
2009/02/03 78ページ
2009/02/02 52ページ
2009/02/02 46ページ
2009/02/02 18ページ

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