パリ左岸のピアノ工房 (新潮クレスト・ブックス)
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2011年1月23日に更新
内容紹介
記憶の庭から甦る、あの音。鍵盤の感触。どこでピアノのことを忘れてしまったのだろう?愛情溢れるパリの職人に導かれ、音楽の歓びを取り戻した著者が贈る、切なくも心温まる傑作ノンフィクション。
書籍情報提供: Google Books
📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
レビュー:
良書である。パリ左岸にある偏屈な職人肌の主人が営むピアノ工房。そこに彷徨い込んだ中年アメリカ人男性が、主人の導きにより古ピアノの音色に魅せられ、中断したレッスンを再開し、ピアノのある暮らしの喜びを味わう・・・といった、ピアノとピアノの記憶を巡るエッセイである。須賀敦子の静謐で芳醇な一連の著作を思わせる。しみじみとした読み応え(?)があるので、たぶん何度も読み返すことになると思う。
読書履歴
2011/01/23
318ページ
zooko012
Lv.229
良書である。パリ左岸にある偏屈な職人肌の主人が営むピアノ工房。そこに彷徨い込んだ中年アメリカ人男性が、主人の導きにより古ピアノの音色に魅せられ、中断したレッスンを再開し、ピアノのある暮らしの喜びを味わう・・・といった、ピアノとピアノの記憶を巡るエッセイである。須賀敦子の静謐で芳醇な一連の著作を思わせる。しみじみとした読み応え(?)があるので、たぶん何度も読み返すことになると思う。