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中原の虹 (2) (講談社文庫)
浅田 次郎
半世紀にわたり、落日の清王朝を一人で支えた西太后が人生の幕を閉じようとするころ、張作霖や袁世凱は着々と力を蓄えていた。死期を悟った西太后が考え抜いて出した結論は、自らの手で王朝を滅ぼすということだった...
中原の虹 (3) (講談社文庫)
浅田 次郎
大いなる母・西太后を喪い、清王朝の混迷は極まる。国内の革命勢力の蜂起と諸外国の圧力に対処するため、一度は追放された袁世凱が北京に呼び戻される。一方、満洲を支配する張作霖は有能なブレーン・王永江を得て、...
中原の虹 (1) (講談社文庫)
浅田 次郎
「汝、満洲の王者たれ」予言を受けた親も家もなき青年、張作霖。天命を示す“龍玉”を手に入れ、馬賊の長として頭角を現してゆく。馬と拳銃の腕前を買われて張作霖の馬賊に加わった李春雷は、貧しさゆえに家族を捨て...
蒼穹の昴(3) (講談社文庫)
浅田 次郎
落日の清国分割を狙う列強諸外国に、勇将・李鴻章が知略をもって立ち向かう。だが、かつて栄華を誇った王朝の崩壊は誰の目にも明らかだった。権力闘争の渦巻く王宮で恐るべき暗殺計画が実行に移され、西太后の側近と...
蒼穹の昴(1) (講談社文庫)
浅田 次郎
汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう―中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を通じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれ...
蒼穹の昴(2) (講談社文庫)
浅田 次郎
官吏となり政治の中枢へと進んだ文秀。一方の春児は、宦官として後宮へ仕官する機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごしていた。この時、大清国に君臨していた西太后は、観劇と飽食とに明けくれながらも、人知れず国の...
三月は深き紅の淵を (講談社文庫)
恩田 陸
鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に二泊三日の招待を受けた。彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、十年以上探しても見つからない稀覯本『三月は深き紅の...
蒼穹の昴(4) (講談社文庫)
浅田 次郎
人間の力をもってしても変えられぬ宿命など、あってたまるものか―紫禁城に渦巻く権力への野望、憂国の熱き想いはついに臨界点を超えた。天下を覆さんとする策謀が、春児を、文秀を、そして中華四億の命すべてを翻弄...
輝く夜 (講談社文庫)
百田 尚樹
幸せな空気溢れるクリスマスイブ。恵子は、7年間働いた会社からリストラされた。さらに倒産の危機に瀕する弟になけなしの貯金まで渡してしまう。「高望みなんてしない。平凡な幸せが欲しいだけなのに」。それでも困...
霧笛荘夜話 (角川文庫 あ 46-1)
浅田 次郎
とある港町、運河のほとりの古アパート「霧笛荘」。誰もが始めは不幸に追い立てられ、行き場を失ってこのアパートにたどり着く。しかし、霧笛荘での暮らしの中で、住人たちはそれぞれに人生の真実に気づき始める――