カフェかもめ亭 (ポプラ文庫ピュアフル)
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内容紹介
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📝 レビュー (bmasuさんのレビュー)
かもめ亭奇談、文庫版書きおろしの番外編は一気に読んでしまった。
メルヘンといっても、時は現代、ぎすぎすした学校が嫌になったり、
両親の心が離れていってしまうという現実が背景にあるからだろうか。
不幸に出会ってしまった子どもが、周りの人のちょっとした魔法で、
それをりっぱに乗り越えて大人になることが共感を呼ぶからだろうか。
最後のクリスマスの国を読み終え、読了したら、
なんだか、魔法を信じている大人がいてもいいじゃないかって思えてきた。
魔法といっても、周りの人のちょっとしたやさしさや、出会いという、
人の心を明るくするささやかな魔法である。
読書履歴
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悪くはないが、どうにも単調と思いつつ、ねこしまさんの後半から、
かもめ亭奇談、文庫版書きおろしの番外編は一気に読んでしまった。
メルヘンといっても、時は現代、ぎすぎすした学校が嫌になったり、
両親の心が離れていってしまうという現実が背景にあるからだろうか。
不幸に出会ってしまった子どもが、周りの人のちょっとした魔法で、
それをりっぱに乗り越えて大人になることが共感を呼ぶからだろうか。
最後のクリスマスの国を読み終え、読了したら、
なんだか、魔法を信じている大人がいてもいいじゃないかって思えてきた。
魔法といっても、周りの人のちょっとしたやさしさや、出会いという、
人の心を明るくするささやかな魔法である。
とてもほっこりとするお話。全て短編なので読みやすかったです。魔法や奇跡…そういったお話ものばかりだったのでなんだかワクワクしながら読みました。生きていれば皆、一度はこんな起こりそうもないことが起きないかな…と夢をみるのではないでしょうか?
私はこの作品を読んで、ちょっと信じられないことでも本当かも…と思えるようになりました!
私の家の近くにも、こんな素敵な喫茶店がほしいです。