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愛をください (新潮文庫)

愛をください (新潮文庫)

辻 仁成

この本の所有者

1人が登録
3,553回参照
2011年7月3日に更新

書籍情報

著者:
辻 仁成
ページ数:
270ページ
参照数:
3,553回
更新日:
2011/07/03
所有者:
まい まいさん

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📝 レビュー (まいさんのレビュー)

評価:
5/5
レビュー:
だって君は、人間を信じたくてしかたがない人なんだから。
でも少なくとも君が思っているほど世の中はひどいわけではないと僕は思う。
本当のことを言い合える仲、というのは、でも憧れる響きです。
私を救ったのは書物でした。
私はただ幸福になりたいのです。私の今の目標は幸せになることです。
生きる限り道は自ずと定められていくように思うのです。
周囲のことは気にせず、後悔のない道を選んでください。一生は一度きりしかないので。
社会の厳しさと生きることの難しさを痛感している。でも今はまだ強い息苦しさを感じているわけではないの。
苦しいものを見つめず、楽しい方を少し見て頑張ろう。
きっと世の中なんてどこへ行っても大変さには変わりがないというか、思い通りにはならない世界だと思う。だから、ゆっくりと自分のペースで仕事をこなして頑張るしかないよね。あまり周りを気にせず、マイペースでやるしかない。
そして、やっぱり恋をするべきだと思う。
他人の心の中をのぞいてみたい、と思ったのは生まれて初めてのことで、僕はこれが恋というものかって気がついた。どう思う?相手が何を考えているのか知りたいという強い欲求、これが恋の原動力なのかもしれないね。
抱え込まないで、たまには晴れた日に木々のたもとで、大きく深呼吸をしてください。
恋をしなさい、街に出なさい。
がんばらなくてもいい、自分のペースで進んでいけばいいんだ。
人間本当はがんばる必要なんかないんだ。
長く生きることだけが人生じゃないだろう。
笑おう、とにかく人間は悲しむために生まれてきたんじゃないんだから。
最後は自分しか自分を守ってあげられる存在はいないんだから。
君は少し、どこでもいいから旅にでたらどうだろう。
君は幸福になるために生まれてきたんじゃないだろいうか。
僕は朝がくることさえ奇跡だと思うことがあるよ。明日だって必ず来るとは限らないんだ。
むしろ大切なのは今だと思うようになった。
成層圏が生き物を守ってくれている証が青空だと思う。地球が青い限り、生き物はここで生きていくことを許されているんだと思う。
困難を乗り越えて歓喜にいたれベートーヴェン
いますぐ何も考えずに旅に出てごらん。きっと何かと出会えるはずだから。
人間はこの広大な宇宙の中に生きている小さな存在なのだ。
苦しいことなんか本当は存在しないんだよ。つまりは心の持ちようなんだ。
幸せは君の手の中にあるよ。
僕は誰かな。僕はどうして僕という人生を生きなければならないんだろう。たった一つしかない人生です。どうか迷わず、決断してください。

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