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謹訳源氏物語: 匂宮, 紅梅, 竹河, 橋姬, 椎本, 総角

謹訳源氏物語: 匂宮, 紅梅, 竹河, 橋姬, 椎本, 総角

この本の所有者

(4.0)
1人が登録
73回参照
2026年2月7日に更新

書籍情報

ページ数:
447ページ
参照数:
73回
登録日:
2026/01/23
更新日:
2026/02/07
所有者:
Yoo Yooさん

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📝 レビュー (Yooさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
林望先生訳源氏物語の第8巻。匂兵部卿、紅梅、竹河、橋姫、椎本、総角を収録。紅梅は按察使大納言の話、竹河は玉鬘の話なので少し趣が異なるが、源氏亡き後のいわゆる宇治十帖である。独立した巻があるので匂宮を中心にするのかと思いきや、源氏の息子(と言うことになっている)薫を中心に展開する。出生の秘密から出家志向の薫が、同じような八の宮に惹かれて通い出すところから話は始まり、出家しか頭になかった薫が大君に惹かれるが、恋愛に不慣れな二人は結局うまくいかない。薫の行動は相手のことを思ってむしろ好ましいのだが、薫に惹かれながらも父親の言葉や世間の評判、妹への配慮などにがんじがらめになって何もできない大君のことを考えると、強引に契ってしまえば死なずに済んだのではと思ってしまう。この心のすれ違い、うまく運ばない状況に読者を悶えさせるというのが、作者の意図なのかもしれない。話の展開の上で和歌が重要な役割を果たしている。林先生の丁寧な訳で意味はなんとか追えるものの、これはうまいとか気品が高いとかいうことを感じ取るのは難しく、完全に理解したとは言えないのだろうなと感じてしまう。

読書履歴

2026/02/07 447ページ 総角読了。もう少しどうにかならなかったものか
2026/02/01 284ページ 椎本読了。薫も男だった
2026/01/25 209ページ 橋姫読了。はじめは何でもなかった
2026/01/24 142ページ 竹河読了。玉鬘も大変だね
2026/01/23 56ページ 紅梅読了。親バカ
2026/01/23 30ページ 匂兵部卿読了。匂宮よりは薫がメイン?

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Yoo
Yoo Lv.100

林望先生訳源氏物語の第8巻。匂兵部卿、紅梅、竹河、橋姫、椎本、総角を収録。紅梅は按察使大納言の話、竹河は玉鬘の話なので少し趣が異なるが、源氏亡き後のいわゆる宇治十帖である。独立した巻があるので匂宮を中心にするのかと思いきや、源氏の息子(と言うことになっている)薫を中心に展開する。出生の秘密から出家志向の薫が、同じような八の宮に惹かれて通い出すところから話は始まり、出家しか頭になかった薫が大君に惹かれるが、恋愛に不慣れな二人は結局うまくいかない。薫の行動は相手のことを思ってむしろ好ましいのだが、薫に惹かれながらも父親の言葉や世間の評判、妹への配慮などにがんじがらめになって何もできない大君のことを考えると、強引に契ってしまえば死なずに済んだのではと思ってしまう。この心のすれ違い、うまく運ばない状況に読者を悶えさせるというのが、作者の意図なのかもしれない。話の展開の上で和歌が重要な役割を果たしている。林先生の丁寧な訳で意味はなんとか追えるものの、これはうまいとか気品が高いとかいうことを感じ取るのは難しく、完全に理解したとは言えないのだろうなと感じてしまう。

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