📝 レビュー (yuchanさんのレビュー)
読書履歴
AIが見つけた似た本
「青空の卵」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
私の男
桜庭 一樹
優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―...
青年のための読書クラブ
桜庭 一樹
東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者(アウトロー)だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の“クラブ誌”があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が...
赤朽葉家の伝説
桜庭 一樹
“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万...
三色ボールペンで読む日本語 (角川文庫)
斎藤 孝
青で「まあ大事」、赤で「すごく大事」、緑で「おもしろい」。三色ボールペンで色分けしながら文章に向き合うことは、シンプル且つ誰にでもできる読書法。最も簡単な、脳を鍛えるトレーニングツールだ。カチカチとボ...
七つの黒い夢 (新潮文庫)
乙一
天使のように美しい顔をした私の息子。幼稚園児の彼が無邪気に描く絵には、想像を絶するパワーがあった。そしてある日―。乙一の傑作「この子の絵は未完成」をはじめ、恩田陸、北村薫、岩井志麻子ら、新感覚小説の旗...
困っている人をほっとけない坂木司が自称引きこもりの友人鳥井真一に相談しながら謎を解いて行く。女だからという理不尽で傷ついた巣田さんが今回は加害者だった夏。バイク事故で目が不自由になった塚田くんをつけていた犯人を解決した秋。冬の贈り物を栄三郎が簪に作り変えた。春の子供で親子関係を見つめ直した。和菓子のアンを読んだ時、女性だと思っていた著者。デビュー作を読んでみた。「人に話すほどのことでもない小さな不幸を溜めすぎ落ち込んでいる自分を恥じ泥沼にはまりこんでしまう」なんて繊細なんだろう。続きを読むか迷ってしまう。