📝 レビュー (yuchanさんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
最初の丹波、和泉、靱負の活躍はそれぞれの特徴が生かされていて頼もしかった。石田三成が一度ひいて、水攻めにすると決め、金に物を言わせて利根川と荒川を結ぶ堤を造るという突貫工事を進め、ついに忍城が本丸を残して水浸しになってしまった。その時、長親が舟に乗ってその上で踊るなどとは考えが浮かばなかった。敵味方を一つにしたこと、矢を打たれたことによって、味方の復讐心を煽り、外側から堤を壊して土手を決壊したこと、怒涛のごとくの展開でおもしろかった。
読書履歴
2022/08/28
218ページ
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