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疫病の世界史(下)

疫病の世界史(下)

フランク・M・スノーデン

この本の所有者

1人が登録
198回参照
2022年1月13日に更新

書籍情報

ISBN:
9784750352688
ページ数:
456ページ
参照数:
198回
登録日:
2022/01/02
更新日:
2022/01/13
所有者:
s_iwk s_iwkさん

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読書履歴

2022/01/13 456ページ
2022/01/11 344ページ 本来、エボラを封じ込め、撲滅するためのキャンペーンを主導する責任を負うのはWHOであるはずだった。しかし現実には、WHOがその立場にふさわしい働きをすることはなかった。
2022/01/09 262ページ 「赤狩り」にも並ぶほどだったのが、同性愛者を標的にした「薄紫狩り」である。実際、マッカーシーとフーヴァーは、共産主義者と同性愛者がともに絡みあってアメリカの安全保障を脅かしていると考えていた。
2022/01/03 55ページ 結核菌への人びとの恐怖はとどまることを知らず、教会でも聖餐杯の共有や、聖水を誰彼かまわず振りかけることへの抗議が起こった。同様に、水飲み場に金属コップを一個だけ置いて使わせることへの抗議行動や、ガラス製や金属製のカップを使いまわすアイスクリーム店の習慣に対する反対運動も起こった。
2022/01/03 30ページ 結核と診断される患者の目に見える兆候のなかでも、とくに顕著なのは前進が瘦せ衰えること、胸とお腹も平らになること、腰が細くなること、首が力なく前に垂れること、肩甲骨がはっきりと出てくること、とされていた。そこで女性の衣服には、こうした兆候を模するのに役立つことが求められるようになった。夜会服は背中の開きがますます大きくなり、両肩を締めつけて肩甲骨を露出させ、まるで「翼が……体から生えてきて、いまにもそれを広げて飛び立ちそうな」風情をまとわせた。

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