📝 レビュー (Yooさんのレビュー)
読書履歴
AIが見つけた似た本
「キアズマ」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
きよしこ (新潮文庫)
重松 清
少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。どこにでもいる少年。転校生。言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを...
ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)
桜庭 一樹
西暦1627年、ドイツ―魔女狩りの苛烈な嵐が吹き荒れるレンスの町で、10歳の少女マリーは“アンチ・キリスト”に出会った...。西暦2022年、シンガポール―3Dアーティストの青年ディッキーは、ゴシック...
アガメムノーン (岩波文庫)
アイスキュロス
戦争は何故起り、何をもたらすのか。ギリシアの総大将アガメムノーンは、ついにトロイアーの都イーリオンを攻略し、帰還した。しかしその朝、彼を待ち受けていたのは、留守の間に不義を重ねていた王妃クリュタイメー...
東京てくてくすたこら散歩
伊藤 まさこ
「今日はギャラリーフェブ(そら豆)に行こうかな」晴れた日にぽっかりと予定があいたなら、ギャラリーをのぞいてカフェでお茶を飲もう。街のパン屋さんから森の美術館まで、私の好きなお散歩コース。
自転車ロードレースを題材にしたシリーズの3作目。前作の続きかと思っていたら、あっさり裏切られて、まったく新しい大学自転車部を舞台にした話。題名のキアズマは、染色体が絡み合い、交換が起こった部位とのこと。主人公と、自転車部のエースそれぞれの過去が絡み合い、新たな未来を紡ぎだしてゆくと言うところか。このシリーズ、ロードレース界でも有名になっているらしい。前作同様、本を置くのが難しく、どんどん読んでしまう。混乱の中にも希望の光が見えるのが良い。前作との接点がちらりと出て来るのがにくい。なにやら期待してしまう。