東京會舘とわたし 上 旧館
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東京てくてくすたこら散歩
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「今日はギャラリーフェブ(そら豆)に行こうかな」晴れた日にぽっかりと予定があいたなら、ギャラリーをのぞいてカフェでお茶を飲もう。街のパン屋さんから森の美術館まで、私の好きなお散歩コース。
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赤朽葉家の伝説
桜庭 一樹
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ドキュメント 屠場 (岩波新書)
鎌田 慧
屠場―。そこは鍛え上げられた職人芸が、商品としての食肉の味と価値を左右する世界だ。日本人の肉食の歴史とともに歩んできた労働現場の実像と、いわれなき職業差別と身分差別にさらされながら、合理化の波に抗して...
クライスラーの演奏会に感動した若者の話が、関東大震災で被災した東京會舘の従業員の話につながり、灯火管制のもとで結婚式で飛行機が見えないようにカーテンを閉めた係の人の気配り、終戦でアメリカンクラブとなった時のバーテンダーの話、外食に縁がないものに東京會舘の味を伝えるお菓子の話。ノンフィクションの部分もあるのか?歴史ある東京會舘はどれだけたくさんの人に影響を与えたのだろう。全く知らなかったのでぜひうかがって歴史ある建物を見てみたい、食事をしたい、お土産だけでも買いたい。