📝 レビュー (yuchanさんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
街の小さなレストランで働く啓太とレストランオーナーシェフの一人娘真衣とお互いの両親の顔合わせではじまり、それぞれの視点から描かれている連作短編集。食の記憶というのは、視覚、嗅覚、味覚を伴っているから鮮明なのだろう。それぞれの節目、できごとに食べ物の記憶がありほっこりと話が進むところがよかった。
読書履歴
2020/03/29
224ページ
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