メニュー
待ってる 橘屋草子

待ってる 橘屋草子

この本の所有者

(5.0)
1人が登録
266回参照
2019年8月25日に更新

書籍情報

ページ数:
336ページ
参照数:
266回
登録日:
2019/08/25
更新日:
2019/08/25
所有者:
Yoo Yooさん

この本を共有する

📝 レビュー (Yooさんのレビュー)

評価:
5/5
レビュー:
料理茶屋「橘屋」を巡る7つの話。「待ってる」は、家族が夜逃げし、棄てられたおふくの話。「小さな背中」は、娘を亡くしたおみつの話。「仄明り」は、小間物問屋の娘で駆け落ちしたお敬の話。「残雪のころに」は、父と兄を亡くし気力をなくした母と弟を抱えたおそのの話。「桜、時雨れる」は、足の悪い少年、三太の話。「雀色時の風」は、おふくが自分の道をみつける話。「残り葉」は、この物語の中核である中居頭のお多代の話。厳しい裏店の生活を描いた話が多いが、どこか温かな気持ちになれる。

読書履歴

2019/08/25 336ページ いい話だ

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「待ってる 橘屋草子」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました

74.7%
新訂 徒然草 (岩波文庫)

新訂 徒然草 (岩波文庫)

西尾 実

『徒然草』の面白さはモンテーニュの『エセー』に似ている。そしてその味わいは簡潔で的確だ。一見無造作に書かれているが、いずれも人生の達人による達意の文章と呼ぶに足る。時の流れに耐えて連綿と読みつがれてき...

9人 4
74.6%
遠まわりする雛
74.6%
私の男

私の男

桜庭 一樹

優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―...

24人 3.3
73.1%
赤朽葉家の伝説

赤朽葉家の伝説

桜庭 一樹

“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万...

8人 4.3
72.2%
ツブログ

ツブログ

ごとう けいこ

粒・琴・禅のほのぼの家族が繰りひろげる愉快な毎日。

1人 4
72.1%
青年のための読書クラブ

青年のための読書クラブ

桜庭 一樹

東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者(アウトロー)だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の“クラブ誌”があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が...

10人 5
71.8%
東京・和菓子手帖

東京・和菓子手帖

渡辺 有子

料理家・渡辺有子さんが大好きな和菓子、おもたせにしたい和菓子をご案内。味も美しさもかわいさも、自信をもってすすめたい和菓子店44軒の逸品がそろった保存版。

1人 4
71.1%
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet

桜庭 一樹

子供はみんな兵士で、この世は生き残りゲームで。砂糖菓子の弾丸で世界と戦おうとした少女たち...。稀世の物語作家・桜庭一樹の原点となる青春暗黒小説。

10人 4.5
Yoo
Yoo Lv.99

料理茶屋「橘屋」を巡る7つの話。「待ってる」は、家族が夜逃げし、棄てられたおふくの話。「小さな背中」は、娘を亡くしたおみつの話。「仄明り」は、小間物問屋の娘で駆け落ちしたお敬の話。「残雪のころに」は、父と兄を亡くし気力をなくした母と弟を抱えたおそのの話。「桜、時雨れる」は、足の悪い少年、三太の話。「雀色時の風」は、おふくが自分の道をみつける話。「残り葉」は、この物語の中核である中居頭のお多代の話。厳しい裏店の生活を描いた話が多いが、どこか温かな気持ちになれる。

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します