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火山のふもとで

火山のふもとで

松家 仁之

この本の所有者

(5.0)
4人が登録
94回参照
2018年11月23日に更新

書籍情報

ページ数:
384ページ
参照数:
94回
登録日:
2018/11/06
更新日:
2018/11/23
所有者:
shink shinkさん

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内容紹介

「夏の家」では、先生がいちばんの早起きだった。―物語は、1982年、およそ10年ぶりに噴火した浅間山のふもとの山荘で始まる。「ぼく」が入所した村井設計事務所は、夏になると、軽井沢の別荘地に事務所機能を移転するのが慣わしだった。所長は、大戦前のアメリカでフランク・ロイド・ライトに師事し、時代に左右されない質実でうつくしい建物を生みだしてきた寡黙な老建築家。秋に控えた「国立現代図書館」設計コンペに向けて、所員たちの仕事は佳境を迎え、その一方、先生の姪と「ぼく」とのひそやかな恋が、ただいちどの夏に刻まれてゆく―。小説を読むよろこびがひとつひとつのディテールに満ちあふれた、類まれなデビュー長篇。
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読書履歴

2018/11/23 384ページ

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