メニュー
平家物語 巻之1 (カドカワノベルズ 49-2)

平家物語 巻之1 (カドカワノベルズ 49-2)

この本の所有者

(4.0)
1人が登録
180回参照
2017年3月5日に更新

書籍情報

ページ数:
218ページ
参照数:
180回
登録日:
2017/03/05
更新日:
2017/03/05
所有者:
miyan miyanさん

この本を共有する

📝 レビュー (miyanさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
光瀬版平家物語、8巻のうちの1巻目。
もちのろんのこと、あの有名な冒頭もきちんと出てきます。

ここでは忠盛と息子である清盛の
二人がメインとなります。
珍しい部分というのが、この二人は
貴族社会の中でとっても辛酸をなめていたこと。

殿には入れたとは言えども
彼らは所詮地位はそこに入れる地位の最低だったのです。
しかも出自のせいで彼らを疎む貴族たちも少なくなかったのです。

意地でも落とそうと考えるやつらの計画が
2回程出てきます。
彼らの住む殿にでた物の怪を退治せよというもの。
そこに赴くのは清盛なのです。

2回目が結構すごいと思いました。
清盛は時代に恵まれない不憫な時期がありましたが
部下たちには恵まれましたよね。
蔑まれて、危機管理があったからこその強みです。

最後のほうでは、件の水軍が出てきます。
忠盛ではなしえなかった信頼関係を
清盛は得ています。
この大事な水軍はこれからどうなるのでしょうね。

読書履歴

2017/03/05 218ページ
2017/03/05 116ページ

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「平家物語 巻之1 (カドカワノベルズ 49-2)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました

75.5%
ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

西尾 維新

「生きている以上、世界の終わりを物語の終わりを、諦めることはできない」“人類最悪の遊び人”たる「狐面の男」は「ぼく」こと“戯言遣い”に断言する。玖渚友との決別。想影真心の暴走。そして、復活する哀川潤....

17人 4
73.4%
赤朽葉家の伝説

赤朽葉家の伝説

桜庭 一樹

“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万...

8人 4.3
72.5%
終わりのクロニクル〈7〉―AHEADシリーズ (電撃文庫)

終わりのクロニクル〈7〉―AHEADシリーズ (電撃文庫)

川上 稔

2nd‐Gの概念下で命刻の攻撃を受け、危篤状態に陥った新庄...。一方、その命刻は詩乃を抱え、かつてTop‐Gで新庄の両親が作り上げた、概念創造機械ノア=バベルへと向かった。そして、マイナス概念の活性...

4人 5
miyan
miyan Lv.239

光瀬版平家物語、8巻のうちの1巻目。
もちのろんのこと、あの有名な冒頭もきちんと出てきます。

ここでは忠盛と息子である清盛の
二人がメインとなります。
珍しい部分というのが、この二人は
貴族社会の中でとっても辛酸をなめていたこと。

殿には入れたとは言えども
彼らは所詮地位はそこに入れる地位の最低だったのです。
しかも出自のせいで彼らを疎む貴族たちも少なくなかったのです。

意地でも落とそうと考えるやつらの計画が
2回程出てきます。
彼らの住む殿にでた物の怪を退治せよというもの。
そこに赴くのは清盛なのです。

2回目が結構すごいと思いました。
清盛は時代に恵まれない不憫な時期がありましたが
部下たちには恵まれましたよね。
蔑まれて、危機管理があったからこその強みです。

最後のほうでは、件の水軍が出てきます。
忠盛ではなしえなかった信頼関係を
清盛は得ています。
この大事な水軍はこれからどうなるのでしょうね。

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します