平家物語 巻之1 (カドカワノベルズ 49-2)
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2017年3月5日に更新
📝 レビュー (miyanさんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
光瀬版平家物語、8巻のうちの1巻目。
もちのろんのこと、あの有名な冒頭もきちんと出てきます。
ここでは忠盛と息子である清盛の
二人がメインとなります。
珍しい部分というのが、この二人は
貴族社会の中でとっても辛酸をなめていたこと。
殿には入れたとは言えども
彼らは所詮地位はそこに入れる地位の最低だったのです。
しかも出自のせいで彼らを疎む貴族たちも少なくなかったのです。
意地でも落とそうと考えるやつらの計画が
2回程出てきます。
彼らの住む殿にでた物の怪を退治せよというもの。
そこに赴くのは清盛なのです。
2回目が結構すごいと思いました。
清盛は時代に恵まれない不憫な時期がありましたが
部下たちには恵まれましたよね。
蔑まれて、危機管理があったからこその強みです。
最後のほうでは、件の水軍が出てきます。
忠盛ではなしえなかった信頼関係を
清盛は得ています。
この大事な水軍はこれからどうなるのでしょうね。
もちのろんのこと、あの有名な冒頭もきちんと出てきます。
ここでは忠盛と息子である清盛の
二人がメインとなります。
珍しい部分というのが、この二人は
貴族社会の中でとっても辛酸をなめていたこと。
殿には入れたとは言えども
彼らは所詮地位はそこに入れる地位の最低だったのです。
しかも出自のせいで彼らを疎む貴族たちも少なくなかったのです。
意地でも落とそうと考えるやつらの計画が
2回程出てきます。
彼らの住む殿にでた物の怪を退治せよというもの。
そこに赴くのは清盛なのです。
2回目が結構すごいと思いました。
清盛は時代に恵まれない不憫な時期がありましたが
部下たちには恵まれましたよね。
蔑まれて、危機管理があったからこその強みです。
最後のほうでは、件の水軍が出てきます。
忠盛ではなしえなかった信頼関係を
清盛は得ています。
この大事な水軍はこれからどうなるのでしょうね。
読書履歴
2017/03/05
218ページ
2017/03/05
116ページ
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