
私自身の見えない徴
この本の所有者
(4.0)
3人が登録
54回参照
2017年2月23日に更新
内容紹介
10歳の誕生日、父が原因不明の病気になり、モナは「止めること」をはじめた。大好きなピアノも、得意だった陸上も、デザートも映画も、卵入りサラダも何もかも。止められなかったのは、木をノックすること、それから数学。リズミカルにノックしながら、無限に数える。それがモナの愛。モナの全て。20歳を迎えたモナは、ある町の小学校で逃げ出した先生の代わりに算数を教えはじめる。理解不能、個性ばらばら、手に負えない子供たち。閉じていたモナの宇宙が、否応なしに開かれてゆく。短編集『燃えるスカートの少女』で比類なく美しく切ない世界を描き出したエイミー・ベンダー。より深く、より鮮やかに物語を紡ぐ、待望の初長編。

読書履歴
2017/02/23
318ページ
AIが見つけた似た本
「私自身の見えない徴」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
私の男
桜庭 一樹
優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―...
24人
3.3
人類は衰退しました (ガガガ文庫 た 1-1)
田中 ロミオ
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人...
18人
3.5

obakenomoon
Lv.81