青べか物語 (新潮文庫)
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📝 レビュー (伊賀ちゃんさんのレビュー)
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実話なのかノンフィクションなのか良く分からなくなって読んでいました。
浦粕町という寂れたというか吹きだまりというような町を舞台にしたお話。短編集という形を取っていますが、どれもがこの町を舞台とした内容。短い物は二ページだったりします。
なんと言うか、これも「季節のない街」のように人の悲哀を描いているんだなーと思わせる一方で、人のあっけらかんとした明るさも描いているのかなーとも思ったり。
素朴に生きる町人達の暮らしが鮮やかに描かれている。人情モノのような展開はなく、人間の醜さや愉快さをリアルに伝える話が多い。