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崖の国物語〈3〉神聖都市の夜明け (ポプラ・ウイング・ブックス)

崖の国物語〈3〉神聖都市の夜明け (ポプラ・ウイング・ブックス)

この本の所有者

(5.0)
2人が登録
186回参照
2015年11月16日に更新

書籍情報

ページ数:
531ページ
参照数:
186回
登録日:
2015/11/04
更新日:
2015/11/16
所有者:
schazzie schazzieさん

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内容紹介

飛空船エッジダンサー号で船出したトウィッグは、シュゴ鳥に導かれ、前人未到の虚空へと向かう。「大いなる嵐」の中心で、父・雲のオオカミから崖の国の命運にかかわる重大な任務を与えられたトウィッグだが、嵐の爆発で崖の地に墜落し、虚空での記憶を失ってしまう。行方不明の乗組員を捜しだし、記憶をとりもどさなければ!岩の塔だけが育つ岩の園、驚くべき事実を秘めた飛空船、異様でおぞましいオオモズ奴隷市場、そして深森のむこうに待ちうける未知の土地―崖の国の宿命に命がけで立ち向かうトウィッグが、旅の果てに下す、究極の決断とは...?奇想天外な異界・崖の国を舞台に繰り広げられるトウィッグの冒険、感動の完結篇。
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📝 レビュー (schazzieさんのレビュー)

評価:
5/5
レビュー:
再読。前巻に続きこの巻も面白く夢中で読めた。今回は崖の国の上空にある空に浮かぶ石の上に作られた神聖都市サンクタフラクスが舞台。若き空賊船長となったトウィッグと共に活躍するのがサンクタフラクスの下級見習いカウルクェイプだが、元々臆病な彼もトウィッグの勇気と正義感に徐々に影響されていく。はぐれてしまった仲間を必ず探し出すと決意するトウィッグ。そのために恐れをものともせずに立ち向かっていく姿勢に、「絶対に守る」が信条のシュワルツェネッガー的なものを感じた。孤独に涙する少年から、それほどに強い人間へと成長したトウィッグに感嘆。トウィッグがカッコいいのは、自分の私利私欲など全くないから。この本は是非大人にも読んで欲しい1冊。

読書履歴

2015/11/16 531ページ

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miyan
miyan Lv.239

独り立ちしたトゥイッグが見舞われる困難の物語です。
かなり重要な人物の別れが序盤に待っていると共に
トゥイッグと共に旅をする一人の少年に目が行くと思います。

ほら?この子、どこか昔のトゥイッグにそっくりじゃないですか?
ですが、彼は終盤に重要な役割を
担うこととなります。

この作品で彼の物語はとりあえず終わります。
でも、また触れられるのかしら?

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