内容紹介
線路沿いから一本路地を抜けたところにある小さなどら焼き店。千太郎が日がな一日鉄板に向かう店先に、バイトの求人をみてやってきたのは70歳を過ぎた手の不自由な女性・吉井徳江だった。徳江のつくる「あん」の旨さに舌をまく千太郎は、彼女を雇い、店は繁盛しはじめるのだが...。偏見のなかに人生を閉じ込められた徳江、生きる気力を失いかけていた千太郎。ふたりはそれぞれに新しい人生に向かって歩きはじめる―。生命の不思議な美しさに息をのむラストシーン、いつまでも胸を去らない魂の物語。
書籍情報提供: Google Books
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くーさん
Lv.276
何か漠然とおばあちゃんが底力を見せ付けてくれる話なのかと思っていたら・・・こんなに切ない話だとは思ってもいなかった。最後に千太郎とワカナちゃんが、おばあちゃんの生まれ故郷の桜を使ったどら焼き屋さんを始めました なんて終わり方だったらもっと良かったのにな。