📝 レビュー (Yooさんのレビュー)
読書履歴
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「歌垣の王女―小説推古女帝」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を5冊見つけました
砂の女 (新潮文庫)
安部 公房
砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、男を穴の中にひきとめておこうとする女。そして、穴の上から男の逃亡を妨害し...
陽だまりの彼女 (新潮文庫)
越谷 オサム
幼馴染みと十年ぶりに再会した俺。かつて「学年有数のバカ」と呼ばれ冴えないイジメられっ子だった彼女は、モテ系の出来る女へと驚異の大変身を遂げていた。でも彼女、俺には計り知れない過去を抱えているようで―そ...
日本書紀に精通した筆者が打ち出す新しい推古天皇像。一般には、聖徳太子と蘇我馬子の影に隠れて印象の薄い天皇だが、実は大変な実力者であったと言う話。実際、初めての女帝であるし、在位も大変長い。通常は摂政となった聖徳太子の功績と思われており、今まで疑いもしなかった。しかし、聖徳太子は何故天皇にならなかったのかと考えると、成る程と思えてくる。筆者は、ならなかったのではなく、なれなかったと言う。どこまでが史実で何処からが創作なのかが判然としないが、ストーリーには説得性があり、すべて史実のように思えてしまう。「天皇」と名乗ったのは推古天皇だと言うのも、初めて知った。次はヤマトタケルのシリーズでも読むかな。