本能寺の変 四二七年目の真実
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あの明智光秀の末裔が書いた、本能寺の変の探求書。最初は、苦し紛れに弁解がましいことが書いてあるんだろうと思っていましたが、まったくそんなことはなく、極めて客観的に、しかも自然な推理で本能寺の変の謎に迫っていく。好感が持てる上に、文章も読みやすい。推論にやや苦しい箇所もなくはないが、通説を覆す内容でありながら、全般に亘ってほぼ納得できる推理となっている。一読の価値あり。