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実録 死体農場

実録 死体農場

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1,921回参照
2008年10月29日に更新

書籍情報

ページ数:
286ページ
参照数:
1,921回
登録日:
2008/10/26
更新日:
2008/10/29
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taka_aki taka_akiさん

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内容紹介

死者の声を聞くには、特別な才能がいる。著者のビル・バスは、アメリカ法人類学の伝説的存在だ。50年ほど前に法人類学の道に入りこみ、約25年前にテネシー大学の敷地内に死体研究の施設をつくった。そこでは、提供された死体をさまざまな条件の下にさらし―さまざまな温度下で、種々雑多な虫にたからせ、あらゆる死後損傷を死体に試み―研究している。だから彼は、「死体農場の市長」と呼ばれているのだ。
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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
これはスゴかった。

タイトルの「死体農場」。パトリシア・コーンウェルの同名小説もあります。って、小説での命名が転じて実際の施設の呼び名になったそうで。

人はどのように朽ちて行くのか、その過程、現象などを調査するために設立された施設。そこでは献体として提供された死体がさまざまな状況下で放置され、その様子がつぶさに調べられます。

その調査結果は殺人事件や事故死など「死」の原因を追及する場面で活用されています。

設立の背景から著者の方が実際に直面した事件現場の様子などが詳細に説明されていて、いつのまにかに引き込まれてしまいます。

当然、倫理の観点からの反発を受けたりしていますが、私自身はこう言った活動、必要だと思います。

と、食事中に読むのはちょっとツライですけど。

読書履歴

2008/10/29 286ページ
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2008/10/28 198ページ
2008/10/28 180ページ
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これはスゴかった。

タイトルの「死体農場」。パトリシア・コーンウェルの同名小説もあります。って、小説での命名が転じて実際の施設の呼び名になったそうで。

人はどのように朽ちて行くのか、その過程、現象などを調査するために設立された施設。そこでは献体として提供された死体がさまざまな状況下で放置され、その様子がつぶさに調べられます。

その調査結果は殺人事件や事故死など「死」の原因を追及する場面で活用されています。

設立の背景から著者の方が実際に直面した事件現場の様子などが詳細に説明されていて、いつのまにかに引き込まれてしまいます。

当然、倫理の観点からの反発を受けたりしていますが、私自身はこう言った活動、必要だと思います。

と、食事中に読むのはちょっとツライですけど。

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