内容紹介
恋人に去られた孤独なヴィクトルは、憂鬱症のペンギンと暮らす売れない小説家。生活のために新聞の死亡記事を書く仕事を始めたが、そのうちまだ生きている大物政治家や財界人や軍人たちの「追悼記事」をあらかじめ書いておく仕事を頼まれ、やがてその大物たちが次々に死んでいく。舞台はソ連崩壊後の新生国家ウクライナの首都キエフ。ヴィクトルの身辺にも不穏な影がちらつく。そしてペンギンの運命は...。欧米各国で翻訳され絶大な賞賛と人気を得た、不条理で物語にみちた長編小説。
書籍情報提供: Google Books
よーぐると
Lv.122
単調だけど単調じゃない一人の男性と一匹のペンギンのお話。ペンギンが可愛い。波乱に満ちてるわけではないけれども,面白いと思う十分な起伏があるというか。最後のペンギンとして連れてかれるところは悪くないオチだけど,この作品はオチがなくても十分魅力的である。憂鬱症のペンギンはとにかく可愛い。