
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
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内容紹介

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久しぶりの村上春樹。冒頭があまりにも暗くてちょっと戸惑ったけれど、だんだん物語に引き込まれていった。言葉の選び方が好ましいといつも思う。




シンプルで、いつもより不可解さの少ない村上作品。若干読者に媚びてる?そんなあからさまないい話書いてたっけ?色というテーマ自体がとてもわかりやすい抽象概念だよね。
いずれにせよ、圧倒的なリーダビリティ。


2013/05/04


これは全くつまらない。駄作の部類(いつもできるはずの発売日読了ができなかった)。これまでの自著の残存記憶によって構成されたにすぎない。主人公の性格、ガールフレンドの描写・位置づけ、仲のよかった女友達の精神疾患、プール、比喩の使い方、少年・少女の完全性からの脱却、中年として生きる心構え、主人公に対する説教くさいアドバイス、ラストシーンなどなど、全てのエピソード・テーマ設定に既視感あり。一番似ているのは、「国境の南、太陽の西」か。エピソードの回収もできていない。村上春樹信者の自分であり、しつこく複数回読みをする自分であるが、二度読みはなかろう。
1Q84の後編?を期待(今のままで終わるのは納得し難い)。
【村上春樹長編マイワースト】
1 アフターダーク
2 本書
3 スプートニクスの恋人
【村上春樹長編マイベスト】
1 世界の終わりとハードボイルド(断トツ)
2 ねじまき鳥シリーズ
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【村上春樹短編集マイベスト】
1 回転木馬のデッドヒート(断トツ)
2 納屋の・蛍
3 神の子どもたちは皆踊る


中盤は楽しく読めたが、終盤の盛り上がりにかけた。終わり方も物足りなさを感じた。

相変わらず余韻を残す終わり方。死の淵から這い上がってから出会った灰田はどうなったのか?沙羅とは今後どうなるのか?と疑問は残るけど春樹作品の割には読みやすい。青春時代に悔いが残るような別れ方をしてしまった人に会いに行ってもいいのかも。一度しかない人生なのだから。

久しぶりの小説。久しぶりの村上春樹。前のIQ84が大作やったんで今回はサクサク。でも謎が多くて飽きさせない作り。さすがです。
最後もはっきりせーへんところがさすがです。

































































