内容紹介
ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、紅茶、コカ・コーラが語る熱情と覚醒の世界史。もし、これらの飲み物がなかったら、エジプトのピラミッドも、ギリシア哲学も、アメリカの独立も、フランスの市民革命、イギリスの産業革命・金融革命も形を変えていたかもしれない。ささやかな飲み物が、人類を駆り立て、歴史をつねに動かした、その大いなる秘密が明かされる。

読書履歴
2013/04/15
328ページ
taka_aki
Lv.304
ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、紅茶、コーラと、人類と密接に関わってきた飲み物について、その誕生、関連する歴史上の出来事などが説明されています。
登場の時系列もほぼ上の通りだそうで。はー、意外です。ビールがそんな昔からあったなんて。ちなみに紀元前4000年以上前だそうです。
あと、蒸留したワインを「アックア・ヴィータ(aqua vitae):命の水」と読んでいたことや、ブランデーの語源が「燃やしたワイン」から来ていることや、紅茶の普及が病気による死亡率を引き下げたことなどなど。
勉強になります。これまで以上に敬意を払ってビール飲みます。って、やっぱ飲むんかい。。